ゆう
偽物のWi-Fiにご用心|出先でお仕事をする前に知っておきたいこと

皆さま、日々のお仕事おつかれさまです。
カフェやファミレス、ホテルなどでお仕事をするとき、「Wi-Fiあります」の表示を見つけて気軽に接続してしまっていませんか?
「やった!ラッキー♪」くらいの感覚の方も多いかもしれません。
実は、そのWi-Fi、もしかしたらリスクが潜んでいるかもしれませんよ。
特にお仕事で使う場合は要注意です。
今回は、フリーWi-Fiの危険性とその対策を、4つのポイントでサクッと解説します!
1. 安全性は「お店の設定次第」
フリーWi-Fiと一口に言っても、そのセキュリティレベルは提供元によってバラバラです。しっかり管理されたネットワークもあれば、設定が甘いまま運用されているものもあります。
ルーターが古くて最新規格に対応していなかったり、暗号化レベルが旧来のものだったりするケースも考えられます。
つまり、仕事用の端末をフリーWi-Fiに接続するということは、そのお店のご担当者にセキュリティをお任せする、ということでもあります。
接続する場所によってリスクの大きさが変わってくる、という点、ご注意ください。
2. 「盗聴」されると、情報が筒抜けに(偽物Wi-Fiにも注意!)
セキュリティの甘いネットワークでは、通信内容を第三者にのぞき見られる「盗聴」のリスクがあります。
また、お店のWi-Fiと全く同じ名前(SSID)にした「偽物のWi-Fi」が仕掛けられていることも……。
想像してみてください。
○○カフェでWi-Fiを探し、「○○カフェ01」という接続先が見つかったら、まさか偽物だとは思いませんよね。でも、ちょっと知識があれば同名の接続先は簡単に作れてしまいます。
偽のSSIDにうっかり接続してしまうと、パスワードなどの情報が抜き取られたり、悪質な偽サイトに誘導されたりする危険性があります。メールの内容や取引先とのやり取り、顧客の個人情報などが流出してしまう可能性もゼロではありません。
仕事で機密情報を扱う方は、特に気をつけたいポイントですね。
3. パスワードなし・共有パスワードも危険
接続時にパスワードが不要だったり、誰でも知っているような簡単なパスワードだったりするWi-Fiは、より注意が必要です。
不特定多数の人が同じネットワークに接続できる状態は、悪意のある第三者にとっても入りやすい環境と言えます。たとえば、同じネットワークにつながっている端末に対して不正にアクセスを試みる、といったことも理論上は可能になってしまいます。※スマホやPCのセキュリティ機能も働きますので、厳密にはそれだけで即危険ということではありません。
また、お店によっては、全利用者が同じ共通パスワードを長期間使い続けているケースも少なくありません。長い間変更されていないパスワードは、すでに多くの人に知られてしまっている可能性もあり、実質的には「パスワードなし」に近い状態と言えるかもしれません。
「パスワードあり=絶対安全」というわけではありませんが、「パスワードなし」よりはリスクが下がる、というくらいの目安で考えておくと良いですね。
4. 対策は?
では、出先で安全にデスクワークをするにはどうすればいいのでしょうか。
一番手軽なのは、自分のスマホのテザリング機能を使うことです。
テザリングは、スマホのネット回線を他の端末(PCやタブレット)に分けてあげる仕組みです。
テザリングは現在のスマホのほとんどで標準機能として備わっています。
これを利用すれば、フリーWi-Fiに頼らず自分だけの回線で通信できます。
※お使いの契約プランによっては、テザリング利用に別途設定や契約が必要な場合があります。また、利用時はギガを消費しますのでご注意ください。
とはいえ、テザリングはあくまでもスマホのおまけ機能。
たくさんの端末を同時に使う方や、安定した通信を長時間キープしたい方は、モバイルルーターの利用がおすすめです。
こちらの方がバッテリーの消耗も少なく、スマホ本体への負担もかからず、また通信も安定しやすい傾向にあります。
それから「電波が入らないなど、どうしてもフリーWi-Fiを使わざるを得ない」という場合は、通信を強力に暗号化してくれる「VPN(仮想プライベートネットワーク)」というアプリやサービスを併用するのがおすすめです。
VPNはちょっと専門的すぎるので、機会があればまた別のコラムにしたためさせていただきますね。
* * *
いかがでしたか?
フリーWi-Fiは便利な反面、上記のようなリスクをはらんでいることもあります。
特に仕事で機密情報や個人情報を扱う場面では、「なんとなく接続」を避けて、自分の回線や対策を用意しておくと安心ですね。
ぜひ、出先でのお仕事環境を見直すきっかけにしてみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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